マイノリティ発達障がい

ADHD、双極性障がいと診断された現役作業療法士の書く、発達障がいをメインのテーマとして書くブログです。子育てに悩んでいる保護者・保育者、自己理解、家庭で簡単にできる感覚遊び・コミュニケーション遊びなどを記事にしています。また、発達障がいだけでなく、精神疾患や教育、保育に関しても書いていくブログです。

小児・発達分野で働く、作業療法士の仕事とは?

こんにちは、しのです。

 

今回の記事では、作業療法士の私の仕事について触れていこうと思います。

 

 

  1.  作業療法士の仕事
  2.  感覚統合療法
  3.  発達障がい

 

 

1 作業療法士の仕事

 

作業療法士とはどんな仕事か、コアな仕事なのでご存知でない方もいると思います。

 

Wikipediaより抜粋します

 

作業療法士は、理学療法士及び作業療法士法第15条により診療の補助として作業療法を行なう。2010年4月30日の医政発0430第1号より、理学療法士及び作業療法士法第2条第1項の「作業療法」については、同項の「手芸、工作」という文言から、「医療現場において手工芸を行わせること」といった認識が広がっている。

以下に掲げる業務については、理学療法士及び作業療法士法第2条第1項の「作業療法」に含まれるものであることから、作業療法士を積極的に活用することが望まれる。

 

 

まとめると

 

“手工芸を主に行わせる、食事訓練や喀痰吸引、家事や外出の訓練、就労や福祉用具の訓練、退院後の適応訓練、発達障がいや高次脳機能障害に対するリハビリテーション

 

と書いてあります。

 

まだいまいち分かり辛いですね。

 

もっと簡単に言うと、“生活するうえで満足度を向上させるためのリハビリを行う職業”です。

そのためのリハビリテーションの手段として手工芸を行なったり、あるいは食事訓練や外出訓練、福祉用具の訓練から退院後の適応訓練など、行なっていきます。

 

 

その中でも、発達障がいに対するリハビリテーションは、また少し上記の内容とは異なり、“感覚統合療法”と呼ばれる治療法をメインに行っています。

 

 

2 感覚統合療法

 

“感覚統合療法”とは

脳への経験値、または栄養(感覚)となるものを取り込みやすい形で提供し、脳の発達を促す

というものです。

 

発達障がいの子たちは、脳への経験値、または栄養が取込みづらい、という特徴を持っています。

誤解しないで頂きたいのは、取り込みづらいというのは“特徴”なのであって、脳に問題がある、ということではないのです。

運動が得意な子がいるように、苦手な子もいます。それらと同じ、特徴なのです。

 

その特徴に合わせて、必要な量を必要な分だけ、取り込みやすい形で提供するのが、感覚統合療法です。

 

 

3 発達障がいの子どもたち

 

保育園や幼稚園、小学校や中学校、高校に至るまで

 

クラスに馴染むことが難しそうな子

音読が苦手な子

すぐに転んでしまう子

コミュニケーションが独特な子

 

などなど、特徴的な子は周りにいませんでしたか?または、いませんか?

 

 

それらには、全て理由や原因があるのです。

 

その子たちが、少しでも生きやすく生活するためのお手伝いをするのが私の仕事です。

 

 

 

 

 

今後も、誰にでもわかりやすいブログを目指して記事を書いていきます。

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